概要
オセレーデツィ(ウクライナ語:Оселедець;意訳:「鰊」)とは、頂点付近の頭部の髪を「指三本くらいの広さ」に保ち、それを伸ばした後左耳に結ぶといった髪型である。近世では、チューブあるいはチュブルィーナと呼ばれていた。この髪型には、2つの由来説があり第一に遊牧民などの「アジア起源説」である。スキタイ人、サルマタイ人、フン人、クマン人、モンゴル人やタタール人が古代時代にウクライナの一部を支配していたことからウクライナ・コサックに伝わったという説である。第二には、ルーシ族の生んだもともとの髪型で「ヨーロッパ起源説」である。根拠は、レオ輔祭が残したキエフ大公スヴャトスラフ1世の容貌の描写にあるとされているが、現在では「アジア説」が有力であると考えられている。コサックのオセレーデツィは、ロシア語の意味で「ホホール」と呼ばれており、現在ではロシア連邦の政治界やマスコミなどでもたまに使われているとされている。