概要
「おたばこぼん」とは、明治初期ごろから多くされた髪型で2歳から3歳くらいの女の子に流行った髪型である。結うのも簡単で手軽なのにも関わらず、可憐であったため多く広まっていったと考えられている。また、現在のセミロング程度の髪の長さで充分できる髪型なのである。髪型の作り方の例として、まず髪を左右に分けて側頭部の高い位置にそれぞれ仮止めをしたあと、その髪を頭頂部で結び髷にしてから余った髪の部分を横に合わせた髪に巻くのである。そのときこの髪型をつくるとき見た目が煙草盆に巻いてある籐に似ていることからこういった「おたばこぼん」といった名称になったと言われている。仕上げに、「鹿の子絞り」の少女向けに真ん中を包んで完成する。現在では、あまり使用されない髪型であるが全国でごく一部の人が好んでこの髪型をする人もいると考えられているが、そう見かけることはできない。明治初期である当時は、幼い子の定番だったので時代の流れが目に見えることが出来る。